2008年02月15日

新華字典の続き

さっき、猫マークも無くブッチギッタのは、ご近所のお弟子さんが見えたから……
んで、黄土色の外地(中国本土ではない、香港とか日本とかの意味)複製海賊版というのは、文革で中国本土から新華字典が入らなくなった地区で、文革前の流布版を複製して売っていた物です。あるいは日本で複製をしていた可能性もありえます。だって、その頃は、日中国交回復前でしたから。
それと、夏休みの長周期表、きょう、同窓会でその化学の先生にお会いしたら、「30枚だよ」とのお話でした。また、さっき11:01の日記には2007年の復刻版を「珍蔵版」と言ったかも知れませんが、今取りいだし良く見れば……『珍蔵本』というキャッチフレーズでした。
その珍蔵本、1953年版を復刻せずに1957年6月商務新1版を復刻している訳は珍蔵本の出版説明に書いてあるように、1953年10月の昔の「第1版」は、人民教育出版社から出版されていたからでしょう。
では、めでたく自社版となった1957年6月の商務新1版を第1次印刷に依らず出版説明にも書いてあるように1958年5月の「第5次印刷本」を底本とした訳を想像すると、1957年6月の段階では、漢語Pinyinがまだ模索中の段階で、1956年に出た草案に対して、修正第1式と修正第2式との両者の間でカンカンがくがくをやってた頃のはず。凡例にあるように、1957年末に国務院から最終案の草案がでて、それが1958年初めの人民代表大会で通って、今日に伝わっているんで、現行のスペリングと矛盾せぬ1958年5月の第5次印刷本を複製したのでしょう。1953年ごろのラテン化新文字や、1956年のとか、1957年前半ごろのローマ字を複製して世の中が混乱するのを恐れたためだと思います。猫
posted by 金春安明 at 02:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 能と音韻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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