2007年12月17日

〔i〕>〔ai〕というのは(改訂版)

「き」で変換すると「既」が出て来ます。「がい」で変換すると「概」が出て来ます。このように、周・秦・漢の頃の漢字の読みには、〔i〕と〔ai〕で通じ合う物が有ったのです。それと、抽〔t'iou〕>由〔iou〕のごとき〔t〕>〔i〕の例も有り、だから台の旧字と壱の旧字が似てたり、湖南省の方言で、台を普通の意味で使うときは〔dai〕と発音し、疑問詞か何かの意味の場合には〔i〕と発音したりしても、大昔の発音を知っていればビックリしないのです。でも、のちに、南北朝・隋・唐になると、〔i〕>〔ai〕のごとき例は通例としては見られなくなり、先程あげた一部の漢字に痕跡を留めるのみとなりました。(猫マーク)
posted by 金春安明 at 15:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 能と音韻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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